キックボクシング岡山ジム主催興行

岡山ジムが主催するキックボクシング興行シリーズの公式ブログです。最新情報を発信させていただきます。

11月17日「JAPAN KICKBOXING INNOVATION 認定 第6回岡山ジム主催興行」で太聖戦が決定しております番長兇侍の特集インタビューを公開させていただきます。

第13試合 幸輝興業株式会社 presents INNOVATIONウェルター級(66.67kg)タイトルマッチ 3分5回戦
番長 兇侍(王者/Hard worker/JAPAN KICKBOXING INNOVATION)
太聖(挑戦者/岡山ジム/JAPAN KICKBOXING INNOVATION/INNOVATIONウェルター級1位)

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“全弾フルスイング”番長兇侍インタビュー

取材・文:JAPAN KICKBOXING INNOVATION広報部

——宿命の“ズッ友”対決、1勝1敗からの3度目でタイトル初防衛戦。多くを含んだ岡山決戦が目前となりました。

IMG_4334体調は万全です! 前回(10月14日)の馬木愛里戦の時よりもかなり良い具合に減量も進んでいます。

——太聖戦が決まっている状態で決行した同じ岡山ジム所属の馬木愛里との試合は残念な結果(2ラウンドTKO負け)となりましたが、欠場まで至らずにホッとしました。

キレイにやられましたからね。逆にあそこまで差があるとスッキリして落ち込むこともありません。

——今回の岡山興行で同じく出場しますが、“ピンクダイヤモンド”馬木は、それほどまでに強かった?

背が高いので中に入ってパンチを当てていく狙いが、それを牽制する為の軽いはずの蹴りだけで威力がありすぎて効いてしまうほどでした。モノが違います。

——……番長選手のいつものパターンなら馬木戦の圧敗で反省し過ぎてネガティブモードでドヨンとした感じになっていたと思うのですが、声色も明るく、ポジティブな明るさが妙に強い違和感があります。いったい何事でしょう?

わかってしまいますか?(笑)

——これまで何度かインタビューをさせていただきましたが、まるで別人です。

見つけたんですよ!

——何故か訊くのが怖いです。何を?

本当にやりたいことを!

——キックボクシングではなく?

キックや格闘技を嫌いになってはいないです。今も変わらず大好きです。ただ、1番ではなくなったなと。

——何が一番になったのでしょう?

コスプレです!

——こ、コスプレですか? それは趣味としていいのではないかと思います。長島☆自演乙☆雄一郎をはじめとしてコスプレファイターは幾人もいますが、番長選手もその仲間入りに?

いえ、僕はキックの試合と両立はできないと思います。だから、この太聖戦がもしかしたら最後の試合になるかもしれません。

——コスプレ入場パフォーマンスなど華やかですし、何故に両立不可と?

爆発的なマッチョになって二次元の世界に入門するからです。予定では三桁までウェイトアップするので、ちょっとキックの試合はできないだろうなって。

——ひゃっ、100kg以上ですか? そこまで肉体改造してどんなキャラクターに変身しようと?

IMG_4356アニメやゲーム、沢山あります! 例えば「ストリートファイター」のガイル(※1)、「魁!!男塾」の田沢慎一郎(※2)、北斗の拳のザコとか。

——ガイルはわかりますが、田沢は斜め下過ぎますし、ザコに至っては名前さえありません。

ああいうモブキャラに惹かれるんですよね(笑)。

——そうやってコスプレして何をしようというのでしょう? コミケに行くとか? スタジオ撮影するとか? YouTubeチャンネルで作品化するとか?

その全部やりたいですね!

——自前でミシンを操るコスプレイヤーも多いようですが、キャラの装飾品を自作されたりとか?

それは厳選した業者に頼みます。

——なかなかコストが嵩みそうです。

その為にすでに100万円の予算はキープしているので大丈夫です!

——ひゃ、100万円?

仕事もしっかりと時間が取れるように転職しましたし準備は万端です!

——そ、それは結構ですが、太聖戦の方は?

有終の美を飾る為にそこにも抜かりはありません!

——過去2試合はいずれも大接戦でほぼ互角でした。

最初の対戦で仲良くなってしまって、2度目はやりにくかったですね。ローブローを蹴ってしまってもゴメンネ感が半端なかったです。3度目の作戦は、正直、迷っています。ですので、結果、ノープランで臨もうかなと、あえて!

——それにしても番長選手が明るく晴々されていることに不思議がいっぱいです。

「本当にやりたいこと」を見つけたことも大きいですが、馬木戦で負けて落ち込みつつ、そこから半回転して裏返った感じです。

——躁鬱の躁状態のような気もします。コスプレ愛はいつどうやって芽生えたのでしょう?

IMG_4372UMA戦(今年7月15日)に相当入れ込んで臨んだのですが、1ラウンドTKO負けの惨敗で、情熱を使い切った感があって、そこまで行くと今度は開放感が巡ってきて、「もう好きなことをやろう」って開き直ることができました。以前から身体のケアなどしてこなかったのでボロボロになって、試合の度に怪我をする率が高くなって、「このまま続けていても危ないだけ」という自己防衛本能が働いたところはあるかもしれません。そこで十代から人生の支えだったマンガやアニメ、ゲームの世界に参加することを閃いたわけです!

——“全弾フルスイング”とまで呼ばれるKOファイター、番長選手がリングを去るとなると寂しいことです。

キック熱が冷めたわけでは決してないんですよ。キックは一生続けると思います。ただ、趣味や習い事の範疇になるというか。楽しくやりたいなと。試合はコスプレと両立できればやらないこともないのですが、ヘビー級で戦う自信は流石にないので。だから、引退とは言いませんし、しばらく試合ができなくなるだけとも言えます。

——なるほど。

ところで、太聖選手はまだ彼女と付き合っているのでしょうか?(※3

——そこは確認していないのですが、お元気なのではないでしょうか?

む~っ、そうなるとズッ友でも関係なく思う存分倒しにいけます!

——ガチマッチョなコスプレイヤーとして有名になれば、マニア女子にモテモテのような気がします。オタクアイドル、しょこたん(中川翔子)みたいな彼女が番長選手にできても不思議ではありません。

そ、そうですか!? ますますヤル気が出てきました!

——い、いや、コスプレ方面に火をつけたくて言ったわけではありません。

もちろん、プロの端くれですから、ケジメはつけます! 僕の試合は、岡山興行で最初くらいに発表されていたので、その後に凄い試合やトーナメントが続々と発表されて大盛り上がりじゃないですか。森井洋介×原口健飛なんて最高のカードですよ。けど、この日のお客さんが森井×原口でもZAIMAXトーナメントでもなく「番長×太聖が凄かったな」って喜んで帰るような戦いをやってみせます!

※1 対戦型格闘ゲーム「ストリートファイター」シリーズのレギュラーキャラクター、ガイルは、必殺技「ソニックブーム」や「サマーソルトキック」を使いこなす米兵。

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※2 少年ジャンプの人気漫画「魁!!男塾」が、突拍子もない格闘技物だが、そのお笑い部門の重鎮が男塾で唯一空んずることができる九九(それも間違える)を得意とする田沢である。しかし、あくまで脇役。

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※3 2018年12月8日、INNOVATIONウェルター級タイトルマッチ(門田哲博戦)に臨む太聖インタビューでは、「彼女がキレイ」と自慢のパートナー自慢を披露して彼女いない歴イコール年齢の番長を大いに苛立たせている。

番長兇侍のプロフィール

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リングネーム:番長 兇侍
フリガナ:バンチョウ キョウジ
所属:Hard worker
生年月日:1992年7月13日(27歳)
出身地:千葉県習志野市
身長:175cm
戦型:オーソドックス
戦績:25戦13勝(9KO)10敗2分
ステータス:INNOVATIONウェルター級王者

11月17日「JAPAN KICKBOXING INNOVATION 認定 第6回岡山ジム主催興行」でチューチャイ・ハーデスワークアウトジム戦が決定しております緑川創の特集インタビューを公開させていただきます。

第10試合 70kg契約 3分3回戦 肘打ちあり、首相撲無制限
緑川 創(目黒藤本ジム/新日本キックボクシング協会/WKBA世界スーパーウェルター王者、元日本ウェルター級王者)
チューチャイ・ハーデスワークアウトジム(タイ/ハーデスワークアウトジム/HOOST CUP日本EXミドル級王者、WPMF日本スーパーウェルター級王者、S-BATTELミドル級王者、元HOOST CUP 日本ミドル級王者)

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“グリーンモンスター”緑川創インタビュー

取材・文:JAPAN KICKBOXING INNOVATION広報部

——試合まであと数日となりました。体調はいかがですか?

バッチリです!

——ハイペースで試合をこなす印象の緑川選手が、今回は前試合から間が開いたように思います。

そうですね。今年6月1日に横浜文化体育館で生涯二度目のラジャダムナンスタジアム認定王座挑戦(※1)失敗からだから、約半年ぶりですね。

——爪までかけて獲れなかった悲願のタイトルマッチを振り返ってください。

在日タイ人の仲間たちは「第4ラウンドを獲っていれば」と皆言います。いかなきゃいけない時にいけなかった自分の甘さです。

——すでにチャンピオン級のタイ人選手に勝利したこともあれば、T-98や北斗拳太郎といった国内トップファイターに勝ち越し、K-1世界王者だったアンディー・サワーにまで勝利しているのですから、実績的にはもう十分とも言えますが、やはりラジャダムナンスタジアム認定タイトルは獲らねばならない?

自分がブレずに魅力感じてどうしてもこの頂点になりたいと思ってることですからね! 男というより俺としてのケジメです。これだけは何が何でもやらないと。

——その意味では、今回の復帰戦、タイ人選手の強豪が相手ですが負けるわけにはいきません。

きっちりと結果を出します! 一方的勝利! もちろん倒すことも狙います!

——その為に何か秘策は?

改めて練習していることがあります。

——新必殺技的な?

新しいっちゃ新しいところもありますが、基本に戻ってタイ人だからこそ見える微妙な部分で、口ではちょっと言い表しにくいです。

——「タイ人だからこそ」というと、誰かタイ人トレーナーに師事している?

はい、ノップ(※2)です。トライハードジムに出稽古にいかせていただいてお世話になっています。

——対戦相手のチューチャイは「首相撲からの肘打ちでKOする(※3)」と予告しています。

首・ヒジ狙いなのは毛頭わかっていることです(ニヤリ)。その部分で全く不安はないので負ける気がしません。チューチャイ選手も良いファイターなのでしょうが、これといった怖さは感じません。怖いのは、試合内容がグダグダになってお客さんを飽きさせてしまうことだけです。

——どんな試合内容でどう勝とうと思われていますか?

冷静で冷酷なマシーンのような感じで圧倒します。

——この試合が終わったら、またすぐに試合が決まっているそうすね?

はい、所属団体(新日本キックボクシング協会)の年末興行で12月8日、虎の子のWKBA世界スーパーウェルター王座の初防衛戦です。

——すると怪我などしていられない?

だからこそ、圧勝して終わりにします。

——今年の2連戦を勝ち抜いたとして、その後、どこで誰とどんな試合をしたいでしょう?

ラジャ王者となることは絶対ですが、自分ももうベテランで先が長いとは思っていません。だからこそ1試合、1試合、意味のある試合を厳選して戦っていきます。

——ムエタイ一筋で?

狙っているのがタイのベルトですからそうなりがちですけど、ちゃんと意味があるならば、どこにだって出向くことはできると思います。意味のある相手。意味のあるリング。意味のあるタイミング。それらが揃えば、どんな可能性にだって挑戦できます!

※1 2019年6月1日、BOMの横浜文化体育館興行で行われたラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級タイトルマッチ、王者、クンスック・シットシェプブンタムとの一戦は、ジャッジ3者とも48-49の僅差ながら敗北となった。

※2 ノップの愛称で親しまれているノッパデッソーン・チューワッタナは、ラジャダムナンスタジアム認定スーパーライト&ウェルター級の二階級を制覇し、WBCムエタイ世界ウェルター級王者にも輝いた重量級ムエタイのトップファイター。20代の頃からトレーナーもしており、40歳となった現在、神奈川県相模原市のトライハードジムで選任コーチとなっている。


緑川創のプロフィール

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リングネーム:緑川 創
フリガナ:ミドリカワ ツクル
所属:目黒藤本ジム/新日本キックボクシング協会
生年月日:1986年12月13日(32歳)
出身地:東京都
身長:171cm
戦型:オーソドックス
戦績:68戦46勝(24KO)13敗7分2無効試合
ステータス:WKBA世界スーパーウェルター王者、元日本ウェルター級王者

11月17日「JAPAN KICKBOXING INNOVATION 認定 第6回岡山ジム主催興行」で「セントラルグループ presents 岡山ZAIMAX MUAYTHAI 65kg賞金トーナメント」に出場し、準々決勝戦(1回戦)で翔貴戦が決定しておりますマサ佐藤の特集インタビューを公開させていただきます。

第4試合 セントラルグループ presents 岡山ZAIMAX MUAYTHAI 65kg賞金トーナメント 1回戦(A2ブロック) 3分3回戦(延長1ラウンド)
マサ 佐藤(名護ムエタイスクール/英雄伝説64kg級アジア王者、西日本統一ライト級王者、蹴拳ムエタイライト級王者、DBSライト級王者、元RKAライト級王者)
翔貴(岡山ジム/JAPAN KICKBOXING INNOVATION/元ルンピニー日本フェザー級王者)

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“やんばる将軍”マサ佐藤インタビュー

取材・文:JAPAN KICKBOXING INNOVATION広報部

——いよいよ岡山ZAIMAXトーナメントまであと数日と迫りました。体調はいかがですか?

14432970_1158742104201081_949987895614817135_nいい感じです!

——中国のメジャーイベント「英雄伝説」では、チャンピオントーナメントで16名の山を4試合勝ち抜き王座をものにした佐藤選手だけに、今回も慣れはある?

俺の出させてもらった英雄伝説は、4名のワンデイトーナメントで1日2試合を間隔開けて2回の合計16名でしたから、1日で3回勝ち抜かなきゃならない8名のワンデイトーナメントの方が大変っす。そればっかりか1回戦からヒジ(打ち)があるんですから。そんなトーナメント聞いたことないです。UFCの初期じゃないんですから(笑/※1)。

——前進常時の猛ファイター、佐藤選手と肘打ちの愛称は決して良くないと思われます。

あまり近づきすぎないように気を付けないとですね。カウンターのヒジへの注意は、特に意識しているので大丈夫だと信じます。それでも前に出て打たれても相手をぶっ飛ばすのが俺の持ち味なのでそこは崩さず。

——流石の激闘派です。

14591650_966051053523676_833478802721443936_nけど、最初から手数を出さないようにしないと3ラウンドなんで。

——スロースターター故に?

1日3試合でも1試合は3ラウンドですからね。基本5回戦仕様の俺だから、これからってところで判定になっちゃうパターンには気を付けます。

——1回戦の相手は“岡山名物”翔貴です。

こんな大型企画で唯一の地元エントリーですから、当然、燃えているでしょう。下の階級からだろうが油断はしていないですよ。YouTubeで何試合か見ましたけれど、結構、倒し倒されの激しい試合もしているし、鋭い回転ヒジ打ちも使いこなしていたし。まー、打ち合いの中で追い込んでしっかり仕留めたいです。

——やはり、翔・センチャイジムなどを倒してきた右ストレートなどパンチで?

14595818_966051503523631_3520087827562885193_n今回は「蹴る」をテーマにミット中心の練習をしてます。殴り合いのイメージが強いと思われがちですけど、空手時代から蹴りも得意なので、織り交ぜて余計にパンチも当たるように。

——2回戦の準決勝は、水落洋祐×タップロン・ハーデスワークアウトの勝者となります。

水落さんが出てきてくれたらドラマティックですよね(※2)。それで決勝戦は、山口裕人選手が出てくれば、KNOCK OUTで紡いできた物語の続きになる感じで。実際、「そうなるのが見たい」って東京から岡山まで観戦に来るのに俺にチケットを頼んでくれたファンの方もいるので。

——それは、是非、見てみたいところですが、勝負はどう転がるかわかりません。

14492431_966051193523662_3273995226512287669_nタップロンは強いですからね。賞金がかかっているとなると徹底したポイントアウトで勝ちに徹するかもしれないし。前に出てくれさえすれば誰にも負けない自信はあるんですけど(笑)。

——タフネスと前進、打ち合いの三拍子で優勝したのが昨年の59kgトーナメント、浅川大立選手でした。佐藤選手も似たタイプに思えます。

是非、あやかりたいですね(笑)。根性比べなら誰にも負けないので。

——KNOCK OUTの水落戦で驚異的なタフネスを披露して有名になった佐藤選手の耐久力ですが、一体、どこまでのものなのでしょう?

まー、頭を打たれて効いたことがないですからね。

——改めて優勝の自信は?

20161002-masasato-kondoikki出ているメンバーが凄いので安易に「絶対優勝します!」とは言えないですけど、誰にも劣らない自信もあります。ヒジもありますし、勝ってもケガで泣きを見ることも多いワンデイトーナメントですから、当日、どれだけ“持ってる”かの勝負かもしれません。それにしても水落選手と再戦で派手に打ち合って、その上でまた勝って、決勝で「打ち合うことしかしないようなファイター」の山口選手と皆が引くくらい殴り合って優勝できたら、皆、楽しいし、俺も幸せでしょうね。

——優勝の暁に目指すところは?

まずは、目前の翔貴戦をしっかり勝つこと。あまり負けた実感がない試合もありますが、連敗中ではあるので、そこをひっくり返して、それから良いオファーをいただけるところがあれば、沖縄やんばる(北部の山原地区)からどこにだって、どんなルール、どんな相手だって馳せ参じますよ!

※1 アメリカのメジャースポーツに食い込む勢いで勢力を拡大しているMMAプロモーション「UFC」は、旗揚げ当初の1993年、素手で肘打ちも頭突きもありの究極のルールで見るものを震撼させた伝説を持つ。

※2 2018年2月12日、KNOCK OUTのマサ佐藤×水落洋祐は、凄まじい激闘でベストバウトとなり佐藤が勝利しているが、その後、佐藤は山口裕人に2018年9月8日に肘打ちで斬られて3ラウンドTKO負けを喫し、山口は、2019年4月29日、水落と激しく無限に打ち合いながら判定負け。つまりこの三名はジャンケン状態の三すくみとなっている。

マサ佐藤のプロフィール

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リングネーム:マサ 佐藤
フリガナ:マサ サトウ
所属:名護ムエタイスクール
生年月日:1987年8月21日(32歳)
出身地:東京都墨田区
身長:172cm
戦型:オーソドックス
戦績:39戦21勝(10KO)15敗3分
ステータス:英雄伝説64kg級アジア王者、蹴拳ムエタイライト級王者、DBSライト級王者、元西日本統一ライト級王者、元RKAライト級王者

11月17日「JAPAN KICKBOXING INNOVATION 認定 第6回岡山ジム主催興行」の注目試合、原口健飛戦が決定しております森井洋介の特集インタビューが中止となった旨を説明させていただきます。

61.5kg契約 3分5回戦 肘打ちあり、首相撲無制限
森井 洋介(野良犬道場/元KNOCK OUTライト級王者、元全日本スーパーフェザー級王者、元WBCムエタイ日本フェザー級王者、元WPMF日本フェザー級王者、元Bigbangスーパーフェザー級王者) 
原口 健飛(FASCINATE FIGHT TEAM/Road to RIZINキックトーナメント優勝、元ACCELフェザー級王者)

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“Mr.KNOCK OUT”森井洋介インタビュー中止のお知らせ

今回の岡山ジム主催興行、過去最大級のビッグマッチとして推し出している森井洋介×原口健飛に関し、これまで原口選手同様のロングインタビュー取材を野良犬道場の小林聡会長に申し入れてきましたが、「しゃべらせたくない」とこれをシャットアウト。「俺の一存でって書いていいですよ」と言われましたが、これは武骨な師弟による何より雄弁な無言と解釈し「インタビューなし」を森井選手ならではのプロ的自己表現として捉えさせていただきます。

森井洋介のプロフィール

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リングネーム:森井 洋介
フリガナ:モリイ ヨウスケ
所属:野良犬道場
生年月日:1988年7月30日(31歳)
出身地:長野県上田市
身長:171cm
戦型:オーソドックス
プロデビュー年月日:2008年2月9日
戦績:57戦43勝(29KO)9敗5分
ステータス:元KNOCK OUTライト級王者、元全日本スーパーフェザー級王者、元WBCムエタイ日本フェザー級王者、元WPMF日本フェザー級王者、元Bigbangスーパーフェザー級王者

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11月17日「JAPAN KICKBOXING INNOVATION 認定 第6回岡山ジム主催興行」で「セントラルグループ presents 岡山ZAIMAX MUAYTHAI 65kg賞金トーナメント」に出場し、準々決勝戦(1回戦)でマサ佐藤戦が決定しております翔貴の特集インタビューを公開させていただきます。

第4試合 セントラルグループ presents 岡山ZAIMAX MUAYTHAI 65kg賞金トーナメント 1回戦(A2ブロック) 3分3回戦(延長1ラウンド)
マサ 佐藤(名護ムエタイスクール/英雄伝説64kg級アジア王者、西日本統一ライト級王者、蹴拳ムエタイライト級王者、DBSライト級王者、元RKAライト級王者)
翔貴(岡山ジム/JAPAN KICKBOXING INNOVATION/元ルンピニー日本フェザー級王者)

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“岡山名物”翔貴インタビュー

取材・文:JAPAN KICKBOXING INNOVATION広報部

——ZAIMAXトーナメント出場選手で当初固まっていた8名から1名が急遽欠場となり、代打の白羽の矢が立ったのは、まさかの“岡山名物”翔貴選手だったことには驚きました。

IMG (399)岡山の名物は、桃、マスカット、そして、オ……い、いや、いかんのんじゃった。ビッグマウスは、今回、封印します!

——威勢のいい翔貴節を聞きたいところでしたが何故?

田村のおっちゃん(岡山ジム相談役の田村信明氏)との約束じゃけぇ。今回は、口先だけのパフォーマンスは封印して「漢(おとこ)を魅せる!」がテーマです。

——トリックスターの翔貴選手が硬派な具合とは唖然とする他ありません。

もう、おっちゃんに死ぬほど叱られて、心入れ替えました!

——一体、何があったのでしょう?

去年のトーナメントで色々あって心折れて闇期に入ってもうて。

——闇期?

心も身体もグチャグチャになってしまって自分を見失ってました。

——昨年の岡山59kgトーナメントは、地元主催ジムからの出場で派手にエントリーしながら1回戦で岩城悠介に3R TKO負けとなり意気消沈だったことは察せられます。

IMG (406)お母さんがあんなことになって(※1)、それを背負うって気張りまくったら胃が痛くなるほどのプレッシャーで、階級もあわんくなってきて、減量も無理が祟って、心と身体が壊れると闇に入っちゃった。そんで、おっちゃんをはじめ、沢山の人に迷惑もかけました。ヤケクソになってもいたけど、そんな僕に「応援してるで!」って言ってくれる人もいて、試合や練習から逃げたりみっともないことしてたけど、男を上げなきゃならない時が来たなって!

——60kg以下の翔貴選手は、減量苦が相当のようでしたが、今度はそこから5kg以上もジャンプアップとなると相手とのパワーや体格差が心配になります。

問題ないっす!

——その根拠は?

スーパーフェザー級(58.97kg)とかでやってた頃は、練習が「強くなる為」じゃなくて「体重落とす為」だけのものになっちゃってたし、それが今は、強くなることに集中できるからもうバリバリで!

——とはいえ、本番で差は出ませんか?

21544139_747192975483034_7303636501405725358_oウェルター級(66.67kg)前後のメリ(馬木愛里)やタイセイ(太聖)、カクシ(高木覚清)とスパーしても力負けしないけぇ。

——あの天才児“ピンクダイヤモンド”馬木愛里とも互角に?

今回のトーナメント、危ないヤツらばっかだけど、メリより強くて巧いのはそうはいないっしょ。だから、自信も付きます。

——翔貴選手から見てもZAIMAXトーナメント出場メンバーは相当ですか?

ぶちゃけヤバいでしょ! 僕なんかマニアや関係者からすれば「なんだコイツ?」くらいのもんだろうけど、パワーはともかく、テクニックはこっちが上じゃけぇ。

——国内有数のテクニシャン、“サイレントスナイパー”小川翔よりも上?

IMG (419)あっ、小川選手おったんじゃった……じゃあ、2番くらいで(「タップロンは?」のツッコミはあえてスルー)。けど、スピードは一番で間違いなし!

——スピードは分かりますが、パワー対策は?

今、練習はもちろん、食事も変えて質を良くして、メチャメチャ飲んでた酒も一切止めて肉体改造もしとるけぇ、大丈夫!

——1回戦の相手は、タフネス無双“やんばる将軍”マサ佐藤です。

優勝は目指すけど、まずはここに全力ブッぱなします!

——その次は、“破壊獣”タップロン・ハーデスワークアウトדボルケーノ”水落洋祐の勝者です。どちらが来ると見られますか?

IMG (421)どっちもバケモンじゃけぇ、どっちでも構わんし。決勝も「誰でも来い!」っすわ。けど、まずはとにかく1回戦突破!

——ビッグマウスが封印されているかどうか微妙ですが、昨年までの翔貴選手の法螺吹き加減からすると大人しくなられた気がします。

デカいことは優勝したら言うたります!

——例えばどんな?

それは言わんけど、も~っ、のどチンコ出るくらいマイクやったりますわ!

——それは注目です。

咬ませ犬がバケモン喰いちぎるとこもお楽しみに!

※1 翔貴、最愛の母、西川順子は、昨年11月、ガンとの長きにわたる闘病生活にピリオドを打ち永眠。

翔貴のプロフィール

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リングネーム:翔貴
フリガナ:ショウキ
所属:岡山ジム
生年月日:1996年7月14日(23歳)
出身地:岡山県
身長:172cm
戦型:オーソドックス
戦績:29戦10勝(6KO)13敗6分
ステータス:元ルンピニージャパンフェザー級王者

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